STRONGER 66 -ストップ・キクチーナ-
'11.08.27
ベスト3
1位 FCタケ★プール
2位 ラ・キクチーナ
3位 コバレアル
MVP:シェフたかま(MIK監督)
まず食卓に運ばれてきたのはプリプリ、ジューシーに焼きあがった焼き鳥だった。
「絶妙な塩加減・・・焼き方も完璧だ。鶏肉の持つうまみをこの上なく味あわせてくれる。」
STRONGER界の海原雄山ことクツーヤ・ウノが唸った。
次に運ばれてきた味噌ホルモン野菜炒めは、ストロンガーキャンプの残り物を複合技で見事に調理。
「うめぇ!うめぇ!」
トマス・キッカッティはひたすら貪った。
最後に出てきたのはわざわざ遠方の地からてんぷら粉を仕入れた天ぷらだ。
ししとうとまいたけの素材の味を包み込んだその味に、
「・・・うまい!・・・想像をはるかに超えるおいしさだ。」
ケインス・イマーイは舌鼓をうった。
たかま食堂はSTRONGER界で愛される居酒屋として、今日も賑わっているに違いない。
得点ランキング
1位 F.ランパード(KIK) 4ゴール
2位 多数 3ゴール
アシスト:
V.ニステルローイ、クリシー(各KIK) 2アシスト
BEST11:
フォルラン
ウォルコット ボージャン
ランパード X.アロンソ
カンビアッソ
フィリピ・ルイス S.ラモス
ヴェルマーレン T.シウヴァ
ヂエゴ・アウベス
*スコア:左HOME/右AWAY
今 | 宇 | 菊 | 小 | 武 | 三 | |||||||||||||
今 | 0-0 | 0-4 | 0-3 | 0-2 | 2-1 | |||||||||||||
宇 | 1-1 | 0-1 | 1-3 | 0-2 | 3-1 | |||||||||||||
菊 | 1-1 | 0-0 | 2-4 | 0-1 | 4-0 | |||||||||||||
小 | 0-1 | 3-0 | 1-2 | 0-0 | 3-0 | |||||||||||||
武 | 1-0 | 4-2 | 2-3 | 1-0 | 3-1 | |||||||||||||
三 | 1-1 | 1-0 | 0-3 | 2-1 | 0-0 |
名前 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 |
今井 | 10 | 2 | 4 | 4 | 6 | 14 | -8 |
宇野 | 6 | 1 | 3 | 6 | 8 | 16 | -8 |
菊地 | 20 | 6 | 2 | 2 | 22 | 9 | 13 |
小林 | 16 | 5 | 1 | 4 | 18 | 9 | 9 |
武市 | 23 | 7 | 2 | 1 | 16 | 6 | 10 |
三上 | 8 | 2 | 2 | 6 | 13 | 20 | -7 |
【記者スコールズの一言】
『ストップ・キクチーナ』
交通安全の標語ではない。
今回のストロンガーはラ・キクチーナの5連覇の阻止が他のチームにとっての至上命題だった。
事実、大会前から皇帝FCタケ★プールのモチベーションはすさまじかった。
そしてその情熱は奇跡的な運命を手繰り寄せる。
キクチーナ、タケ★プール、コバレアルが勝ち点1の差という僅差で迎えた最後の2節にドラマはまっていた。
キクチーナとタケ★プールの直接対決。
これに勝ったほうが優勝に大きく近づく一戦だ。
圧倒的にボールを支配し、押し続けたキクチーナであったが、クリスチアーノ・ロナウドのシュートは一向に枠をとらえない。
そして0−0で迎えた後半ロスタイム・・・
キクチーナのシュートが阻まれ、タケ★プール得意の高速カウンターが炸裂する。
「オフサイドだ!」
トマス・キッカッティは引き分けを確信していた。
しかし笛はならない。
刹那の間に、テオ・ウォルコットがイケル・カシージャスの右手とゴールポストの間の空間にボールを流し込んでいた。
そして試合終了・・・。
最終節、キクチーナはコバレアルの勝利を願いICPを4−0で下す。
しかし皇帝タケ★プールには関係のないことだった。
前半戦こそ5勝と圧倒的なクオリティを示しながらも、後半戦1分4負とゲイナイツばりの尻すぼみであったコバレアルは、
皇帝の敵ではなかったのだ。
こうしてキクチーナの五連覇は、儚くも永久のカナシ、夢と散った。
かつて絶対的な存在だったタケ★プールが、再び黄金の衣を身にまとい栄冠を手にしたのだ。