STRONGER 97 -いやぁ〜乱世乱世!-
'15.11.21

ベスト3
1位 ラ・キクチーナ
2位 ミカミ・タカマッチオ
3位 ICP

MVP:ロベルト・レヴァンドフスキ(KIK)

得点ランキング

1位 レヴァンドフスキ(KIK) 6ゴール
2位 ジルー(ICP) 4ゴール
2位 ファン・ペルシー(MIK) 4ゴール

BEST11:

      F.トーレス
 ヘスス・ナバス     ジルー
メルテンス   V.ペルシー
  マテュイディ  ラファエル・マルケス
 マノラス J.ボアテング セルヒオ・ラモス
       ブッフォン

試合 勝点
今井 6 5 1 2 3 11 11 0
菊地 6 16 5 1 17 9 8
三上 6 8 2 2 2 11 14 -3
宇野 6 3 0 3 3 9 14 -5

2-2 1-3 4-0
2-2 1-3 1-2
3-2 2-0 3-3
1-0 3-3 2-3

得点者
1 ICP 2 - 2 uno ロッベンx2、ジルーx2
2 KIK 3 - 3 mik 武藤嘉紀、ヂエゴコスタx2、大迫勇也、リベリ、C.ロナウド
3 UNO 1 - 3 kik トニ、レヴァンドフスキx2、大迫勇也
4 MIK 1 - 0 icp ファン・ペルシー
5 UNO 1 - 2 mik ネイマール、ナスリ、ベンゼマ
6 ICP 1 - 3 kik ドログバ、大迫勇也、ヘスス・ナバスx2
7 KIK 3 - 2 icp ドログバ、レヴァンドフスキ、シャキリ、レミ、ディ・ナターレ
8 MIK 3 - 3 uno ファン・ペルシーx2、トーニ、ロッベン、ハメス・ロドリゲス、Fトーレス
9 UNO 2 - 2 icp マテュイディ、ネイマール、ジルー、Aサンチェス
10 MIK 2 - 3 kik ファン・ペルシー、レヴァンドフスキx3、リベリ
11 ICP 4 - 0 mik ベイルx3、レミ
12 KIK 2 - 0 uno 岡崎慎司、ピケ


STRONGER 98 -ビビビッビッビビ〜♪(self control)-
'15.11.22

ベスト3
1位 ラ・キクチーナ
2位 ICP
3位 ミエンパテ・ア・ウノ

MVP:武藤嘉紀(KIK)

得点ランキング

1位 武藤嘉紀(KIK) 9ゴール
2位 テベス(UNO) 5ゴール
2位 アレクシス・サンチェス(ICP)、レミ(ICP)、フェグリ(ICP)、ネイマール(UNO) 3ゴール

試合 勝点
今井 6 10 3 1 2 13 10 3
菊地 6 15 5 0 1 18 7 11
三上 6 3 1 0 5 8 19 -11
宇野 6 7 2 1 3 11 14 -3

4-0 0-2 4-1
1-1 4-2 1-2
5-1 3-0 2-0
1-3 2-5 2-4

得点者
1 mik 2 - 5 uno ネイマールx2、ムサ、ラカゼトx2、テベスx2
2 icp 0 - 2 kik 武藤嘉紀x2
3 uno 4 - 2 kik テベスx2、武藤嘉紀、ムサ、モウチーニョ、香川真司
4 icp 4 - 1 mik ベイル、レミx3、スターリング
5 uno 1 - 1 icp アベル・エルナンデス、テベス
6 mik 2 - 4 kik フェグリx2、武藤嘉紀x2、ディ・マリア、トニ・クロース
7 kik 2 - 0 mik 大迫勇也、ロイス
8 icp 4 - 0 uno OGx2、ボニ、Aサンチェス
9 uno 1 - 2 mik リベリ、スターリング、ネイマール
10 kik 5 - 1 icp フェグリ、ドログバ、武藤嘉紀x3、ピケ
11 mik 1 - 3 icp Aサンチェスx2、ベンゼマ、メッシ
12 kik 3 - 0 uno 武藤嘉紀、ルーニー、ディ・ナターレ


久しく完結することのなかったオフラインのストロンガー。
ついに今回は完結した。しかも2幕も。

優勝したのはどちらもイタリアのパレルモ島に本拠をおくピンクのチーム。
そのキクチーナに大会前合流した一人の日本人がいた。

武藤嘉紀。
マインツに所属しブンデスリーガの得点ランクで5位に位置するこの若者について、ストロンガー界では懐疑の目どころか心なき批判が殺到した。
「日本人がストロンガーとはふざけすぎている。」
「大会に相応しくない。ストロンガーの歴史と伝統への侮辱だ。」

そんな批判を武藤は沈黙、そして賞賛(と少しの嫉妬、怒り)に変えた。
もともとチームの核として君臨していた香川真司、万能型の大迫勇也、そして後述の岡崎慎司らとのカルテット「ファンタスティック・フォー」でセンターフォワードに固定された武藤はゴールを量産。第一大会では同僚レヴァンドフスキの後塵を拝したが、第2大会では6試合9ゴールの大爆発で見事日本人初となるストロンガー得点王のタイトルを獲得した。ずば抜けた特徴こそないものの、しっかりとした体幹をうまく使いこなし、ボールをうけ冷静にシュートを流し込むその姿は、どこかレヴァンドフスキを彷彿とさせた。武藤は語る。「同じチームに世界的なストライカーがいてとても勉強になる。レヴァンドフスキもそうだけど、クリスチアーノ・ロナウドからも多くのものを盗んでこれからもストロンガー界で長く活躍していきたい。」
彼の成長はまだまだとどまることを知らなそうだ。

反面、苦渋をなめた日本人もいる。
岡崎慎司、彼は昨今のストロンガーオンラインでの大迫、武藤の活躍をうけ、日本を代表するストライカーとして二人を上回る活躍を期待され鳴り物入りでやってきた。両足、あたまを駆使し泥臭いスタイルで熱い魂をピッチにもたらす。そんな期待された彼の姿を、今回は見ることができなかった。

チームに彼が合流したとき、既に雰囲気は不穏であった。
キクチーナの闇は深い。
世界的なスターであるリオネル・メッシが「前線徘徊奇形障害者スター」と罵られわずか1週間足らずでチームを去ったのは記憶に新しい。かつてはディフェンスリーダーとして君臨したレドリー・キングが黒人であるというだけで、チームメイトに放尿や浴槽への監禁、俗に言う根性焼きなど非人道的な扱いを受けてきた。
あるチームメイトはいう。「ザキオカ?あいつは態度が気に入らない。態度ってか顔だな。顔(笑)。見てるだけでぶん殴りたくなるよ。」
他のチームメイトにいたっては「あいつが俺のところによろしくって挨拶に来たからよ、こちらこそなって言ってポットの熱湯を頭からかけてやったら転げ回るほど喜んでたぜ。」などとのたまっているのだ。
これについて監督であるトマス・キッカティは「我がチームは団結しており、いじめは確認できていない。選手たちにいじめのアンケートを実施したが、そのような事実は一切存在しなかった。」と我関せずだ。

岡崎慎司は悪魔の集団で孤立している。そんな悪魔たちを実力で黙らせるのか、それとも屈し、チームを去っていくのか。残された時間はそう長くはなさそうだ…。