STRONGER 147 -エンパテの野望 烈風伝-
'20.06.28
(オンライン)

優勝: エンパテ・ア・ウノ
準優勝: コバレアル
MVP: ロベルト・レヴァンドフスキ(UNO)
得点王: ロベルト・レヴァンドフスキ(UNO) 12
2位: ロメウ・ルカク(KIK) 6
3位: 多数 2



ハリー・ケインはどんな表情でエンパテの優勝を見ていただろう。

エンパテ監督クツーヤ・ウノはインタビューで語った。
「我々に足りなかったピースが何だったのか、それがはっきりとわかった。これからのエンパテは完全無欠のチームだ。黄金期を迎えるだろう。」
横では6試合12ゴール、戦列のデビューから3試合連続で前半のみでハットトリック達成の新エース、ロベルト・レヴァンドフスキがほほ笑んでいた。

ロベルト・レヴァンドフスキ。ワルシャワ大学にてトレーニング理論・マネジメントの試験成績はトップを3度とったほどの秀才だ。
そんな彼が3度のハットトリックをわずか6試合のうちに成し遂げたのは偶然ではない。

ファン・ダイクが堅固なディフェンスラインを構築し、中盤のタレントの豊富さは従来からのストロングポイントだった。そこに司令塔のクリスティアン・エリクセンが加入し、サイドには象徴クアレスマや、ネイマールといった実力者が躍動する。
そしてフィニッシュはレヴァンドフスキの大好物だ。

フィニッシャーとして世界的に高い評価を得ているハリー・ケインが従来はその役割を果たしていた。
いや、果たしていたのだろうか。
ロベルトの加入で、ハリーが果たしていた役割が実はウィーク・ポイントだったことにみんなが気づいてしまった。
そう、最高峰のストライカーだと思われたたハリーは、弱点だったのだ。

オレンジのユニフォームを脱いだハリーは、沈む夕日のオレンジが黒に染まっていくのを眺めながら、自らの心も闇に堕ちていく苛立ちにさいなまれ、
「Fuck!(くそが!)」と道端の黒い石を思いっきり蹴っ飛ばした。

それは暗くなるまで夏風のもと昼寝をしていたカンテの頭だった。



順位 勝ち点 試合数 勝利 引き分け 敗北 得点 失点 得失点差 平均勝ち点 平均得点 平均失点
4 宇野 13 6 4 1 1 21 9 12 2.17 3.50 1.50
1 菊地 10 6 3 1 2 13 15 -2 1.67 2.17 2.50
2 小林 12 6 4 2 8 7 1 2.00 1.33 1.17
3 三上 0 6 0 0 6 6 17 -11 0.00 1.00 2.83

試合結果
ホーム アウェイ 得点者
三上 0 - 1 小林 ルイススアレス
小林 3 - 2 菊地 オーバメヤン オーバメヤン ラキティッチ ドゥバンサパタ ドゥバンサパタ
三上 - 今井
小林 - 今井
菊地 4 - 1 三上 ブルーノフェルナンデス ルカク ベンゼマ ポグバ ルカク
小林 2 - 1 宇野 メッシ カバーニ ファンダイク
菊地 - 今井
今井 - 小林
菊地 3 - 3 宇野 ルカク レヴァンドフスキ ディバラ ラカゼット ラカゼット ルカク
小林 1 - 0 三上 ルイススアレス
三上 1 - 5 宇野 レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ ミュラー ロイス ベンゼマ
宇野 - 今井
三上 2 - 3 菊地 ルカク ルカク ベンゼマ ロナウド ホアキンコレア
宇野 3 - 1 小林 レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ メッシ
今井 - 三上
宇野 6 - 0 菊地 レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ スターリング ジェコ ジェコ
菊地 1 - 0 小林 ロナウド
今井 - 宇野
今井 - 菊地
宇野 3 - 2 三上 レヴァンドフスキ レヴァンドフスキ ベイル ホアキンコレア OG